苫小牧弥生教会はプロテスタントの教会で、「日本キリスト教団」に属しています。教会の歴史は 、日本キリスト教団北海教区の北海道特別開拓伝道によって、1954年にR.W.ブラウンリー宣教師と石川和夫牧師が協力して、弥生町の宣教師館で礼拝を行うことから始まりました。
その後、教会は1958年に宣教師館の隣りに最初の教会堂を建てるとともに、教会付属の「かおり幼稚園」を開園しました。それ以来今日まで、教会は幼稚園と共に歩みつづけています。
ブラウンリー宣教師が帰国されると、代わって1965年にジョージ・マギー、ジョイス・マギー宣教師夫妻が協力宣教師として来られ、40年にわたって歴代の教会牧師と協力して教会や地区の諸教会、地域のために働かれました。
教会は1995年に現在の地に教会堂と幼稚園園舎を新しく建て替えて、現在に至っています。2015年4月に、かおり幼稚園は認定こども園になりました。
1955年に愛媛県西予市に生まれる。高校生の時に「ちいろば牧師」として知られる榎本保郎牧師の著書をとおしてキリスト教に出会い、同志社大学神学部に進学。
同大学院神学研究科を修了後、1982年に岡山教会の伝道師に着任しました。
その後、群馬県の太田八幡教会、横浜の紅葉坂教会、函館千歳教会を経て、2015年4月に苫小牧弥生教会の牧師となりました。
現在、認定こども園「かおり幼稚園」の園長を兼務しています。
1990年にパイプオルガンが設置され、毎週の礼拝で演奏されています。パイプオルガンはドイツのケーベル社製で、18ストップあり、豊かな音色を奏でています。苫小牧市内で唯一のパイプオルガンであるため、多くの人にパイプオルガンに親しんでいただけるように、演奏者を招いて演奏会を開いています。
教会では、ご高齢の方のために讃美歌、聖書、使徒信条、主の祈りなどをプロジェクターでスクリーンに映し出して、礼拝を行っています。
礼拝堂に聖書をテーマにしたバナー(垂れ幕)やキルトを飾って、礼拝を行っています。バナーはジョイス・マギー宣教師と教会の婦人たちが協力して手作りしたもので、教会暦に合わせて色々なバナーを飾っています。
聖書をテーマにしたキルト
主の復活を信ず
聖霊の結ぶ実
神とともに
聖霊の力
光が世に来た
助け合う
キリストの受難
地域にある教会